私はなんなのか分からずに教室に向かった…
―――バンッ
「ふぅ〜…間に合ったぁ!」
美琴が教室の扉を勢いよく開ける
「み…美琴…ハァ…さっきのどういう…意味…?」
「んー?だって最近綾音変じゃん!!」
「……え?」
「なぁんか落ち込んでるって言うかぁ、いくら出流君が昔酷いことをしたって今は何もしてないじゃん!!」
「それは…そうだけどさぁ…」
美琴には小学校の時に出流にされた事を言った
私は、美琴は私の話を聞いて出流の事を嫌いになるかと思ったけど
何故か嫌いにならず
逆に今の私の出流に対しての態度で
出流に同情してる…
「とにかく!、出流君に謝って、あんたのその変な態度を無くせ!!」
「そんな簡単に言わないでよぉ〜…」


