普通……好きな女に酷いことは言わないよな…


そして今…

俺の目の前に綾音が本棚と本に埋もれている


そして俺は

『先生を呼んで!!』

って言う綾音に

「いいけど…でも、代わりに、俺の言う事なんでも1つ聞いて?」

って甘えた感じに言ってみた

そしたら綾音が…

「分かったから!早く!」

って…

俺は図書室倉庫から出て
「……ヨッシャア!!」

って喜んだ

俺は最低だ

好きな女が今、本棚と本に埋もれているのに、

なんでも言うこと聞いてくれるって

強引だけど

その約束ができた…!

嬉しい…!!


俺は、急いで職員室に向かった