でも私はそんな隼斗君を守らなきゃいけない!!
誰かに頼まれたわけじゃないけど…でも守らなきゃ!!
よぉし!じゃあ行きますか!!
私は腕を気持ちの中でぶんぶん回した
あくまでも気持ちの中で!!だよ?
私が隼斗君に近づこうとした時
「ちょっと…あなた達止めなさいよ。隼斗が嫌がってるわ」
黒羽さんが隼斗君の前に出て言う
隼斗君もびっくりして口をポカーンと開けている
「く……黒羽さん?」
「大丈夫よ隼斗。」
なんか……姉弟みたい…
隼斗君が“うん!”って頷くと
黒羽さんは大人の間を堂々と通って行った
あ、私も行こう…
「あの!黒羽さん、隼斗君!大丈夫ですか?」
私は走って追いかけた
「?。綾音さん?貴女……どうしたの?」
黒羽さんはびっくりしていた
そんな驚くことかな?
そして隼斗君も


