大切なもの



まぁ、所詮は噂話か。



「実紗、そろそろ帰らね?」



「え?…あ、ほんとだ。もうこんな時間」



カウンターにあるデジタル時計を少しだけ



見つめて筆箱や教科書をカバンの中にしまう。



「カギはあたしが戻しとくよ」



「え?マジ?さんきゅ」