大切なもの




「悠太が女子と話せるようになってるの



俺、けっこう嬉しいんだ。でも…その



女子が実紗なんだよな。悠太が楽しそうに



お前と話してるの見ると…ちょっと妬く」




「そんなこと、思ってたんだ…」




あたしは頬に置かれたトモの手に、自分の手を添えた。