「合格…まぁ、当然かな」

「調子に乗らないの、母さんも大変だった」

「ふんっ!私の実力だもん!」


私は晴れて、矢川高校へ入学できた。合格発表までは、緊張で心臓が飛び出しそうだったけど、合格した途端、緊張の糸が切れた。

そして、浮かれたまま春休みを終えた。