桜side
入学そうそう疲れてしまった。
これからどうなるのかな。
いろいろ考えながら、家に帰った。
その日は疲れてご飯も食べずに寝てしまった。
次の日学校に行くと、1人の女の子に話しかけられた。
その子は、わたしと正反対で、内気なか弱い感じの女の子だった。
でも、話してると、とても気があって、すぐに仲良しになった。本田 りこ。
りっちゃん、桜と呼び合うほど仲良しになった。
りっちゃんと、赤外線送信していたら、
『俺にも教えて?』
甘え声で、優也が言ってきた。
こいつ、チャラくなったり、優しくなったり、甘えたり、どれがほんとかわかんない。
『別にいいよ。』
『ありがとっ。』
ん??なんかいつもと違う。
あっ!幸希がいない!!
いつもなら、優也と喋ってたらはいってくるのに...
休みなのかな??
まぁ静かだからいいか。
『今、誰の事考えてた?』
突然話しかけられてびっくりしてしまった。
話しかけてきたのはもちろん優也。
『別に...』
『まさか、あいつのこと考えてないよな??』
『別にあんたに関係なくね?』
『そうかよ!じゃあいい。』
その途端優也が教室から出て行ってしまった。
りこはポカンとしていた。
あたしもだけど。
まったく意味がわかんなかった。
なんできれるのか?
『あたしなんか悪いことしたかな?』
『桜わかんないの?!鈍感桜だな笑』
リコにわかって、わたしにはわからないって。
わけわかんない。