あたたかい木漏れ日が道をてらす。
王宮は……
もうすぐそこだ。
ティープの家から約1キロメートル程行った所にある森に、今私達はいた。
ティープの友達からもらった薄い生地のドレスは背中を繕ったので私にピッタリのサイズだ。
薄いブルーの綺麗なドレス……
以外と好きな黒よりもこっちのほうが似合うことに気付いた。
馬車に揺られて気持ちよさそうにしているイアはいつもの黒い服。
ティープはタキシードを着込んでいる。
「ねぇ、あとどのくらい?」
このセリフ、何回言ったんだろうか。
「あとすこし。」
その度に返ってくる返事も変わらない。
.
王宮は……
もうすぐそこだ。
ティープの家から約1キロメートル程行った所にある森に、今私達はいた。
ティープの友達からもらった薄い生地のドレスは背中を繕ったので私にピッタリのサイズだ。
薄いブルーの綺麗なドレス……
以外と好きな黒よりもこっちのほうが似合うことに気付いた。
馬車に揺られて気持ちよさそうにしているイアはいつもの黒い服。
ティープはタキシードを着込んでいる。
「ねぇ、あとどのくらい?」
このセリフ、何回言ったんだろうか。
「あとすこし。」
その度に返ってくる返事も変わらない。
.


