−その頃上空では− 「やっぱりここにいたかあいつ。可愛いあの時のお嬢さん連れて。」 奴を追いはじめて五年。 王はまだ奴を許していない 女王をあんなにした 奴を…… だがもうすぐ時効がくる 六年目まであと一ヶ月。 そうすれば王も諦めてくれるはずだ 長かった。 本当に 長かった 僕は奴を憎んでいる。 だが 生きてほしい 捕まってほしくはない なにがあっても どんなことがあっても たった一人の 弟だから…… .