悪魔の彼




紳士的な言葉遣いに動作。彼の始めてみる姿だった。

彼はクイーンを大袈裟なほど慕っていた。
彼とクイーンの間に何かあったのかもしれないが、今はこのことは聴かないでいた方がいい気がした。



「じゃあ近いうちに会いに行きましょう!」



クイーンが張り切って言う。


私も一刻も早い対処に入りたかったため、嬉しい一言だった。



「飛んで行くのでいいわよね?」



「うん。近いし」



彼女の言うことは本当だった。

ここと天使のくには、五キロほどしか離れていない。