「私、本当に踊れないのよ?大丈夫なの?」 会場へと向かう廊下は赤い絨毯がしいてある。 フロウもイアもタキシードに見をつつんでいる。 「いいよ。踊らないで見ていてくれればね。」 ひどい言いようだ…… 自分からさそっておいて突っ立っていろって、あまりにもひどい。 きっと二人は踊れるんだろう。 とうとう扉の前にきてしまった……… .