「んー、おいしい!!」
「うん、これはヤバいね!!」
「どう、宏樹?おいしい?」
「うん!!とってもおいしい!!」
出来立てということもあり、初めて食べたワッフルは信じられないくらいおいしいかった。
一度作る練習をしておけば、本番慌てることなくこなせるだろうという読みは的中しそうだ。
「そうだ、珠樹。聞いてほしいことがあるの。」
そろそろワッフルも食べ終えようという頃、あたしは珠樹に切り出した。
ひろくんはまた1人で飛行機などを飛ばしながら遊んでいる。
「ん?なに?」
いつもよりちょっとご機嫌な珠樹は、フォークに刺した最後の一口のワッフルを頬張りながら返事した。
「・・・・春市・・・先生の、こと・・・。」
そんな無邪気な珠樹に言うのも気が引けたけど、後々話すよりはいいかと思った。
まだ、音楽室での出来事とか、珠樹にちゃんと説明してないし。
「先生の?・・・・・なに?」
少し真剣な面持ちになった珠樹に、今までの出来事と、昨日デパートで見たことを話した。
「・・・・・・。なんだあいつ。ふざけんな。」
あたしの話を聞き終えて開口一番珠樹はそう発した。

