表裏一体。禁断乃恋。




なんとも簡潔なメール文。


・・・文っていうか、もはや単語。


だけどそれはたぶん、今すぐそこに来いってことなんだと理解する。


昨日のあの人の様子を思い出すと、少し怖くて行く気になれない。


だけど、行かないとどうなるかなんて想像すらできないけど恐ろしいことには変わりない。


・・・なんだってあんな不機嫌だったのかしら。


家に帰って考えてみても、あたしにはまったくさっぱり分からないことだったけれど。


いや、でも作業があるわけだしね。


これ放り出しては行けないでしょ。


「よし。じゃあ今日はこの辺で終わり。お疲れ。」


「・・・・・まじかい。」


「え、何?」


「ううん、なんでもない。ちょっと用事あるから先帰ってていいよ。」


すでに諦めの境地に達しているあたしの顔は、ほぼ無表情だっただろう。


仕方なく荷物をまとめて、3人にお疲れと声をかけて第3音楽室に向かった。