「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
ダメだ。
この超文系のあたしをもってしても、この問題集は難しすぎる。
解けと言われてからすでに15分は軽く経過しているだろうが、あたしのペンは1ページ目からまったく進んでいない。
横で参考書的なものを読みながらあたしの進み具合を確認していた先生も、さすがに本を閉じだした。
「・・・・・おい。」
「はい。」
「ふざけてんのか。」
「・・・めっちゃ真剣に解いてます。」
若干低くなった声が飛んできて、久しぶりに空気が震える。
「だったらなんで1ページ目で止まってんだよ。まさかこの程度分からないとは言わねぇよな。」
「・・・・・分かんないんだから仕方ないです。」
本当に、本当に解けなくて悩んでるのにそんなふざけてるとか言われて心外なので、珍しく反抗的になるのも勘弁してほしい。
「ハァ・・・。」
頭を抱えてため息をつかれてしまいました。
まぁ・・あたしが先生の立場でもそうなるかもしれないけど。

