放課後。
「ねぇ、ほんとに今日からなのかな、補習。」
「明後日テストで2日間やるって言ってんだから今日からでしょうね。頑張れ。」
成績優秀な珠樹さんは、心の底からバカにした顔であたしの肩を叩くとひょいと鞄を背負って教室を出て行った。
大きくため息をついて、仕方なく自分も鞄を持って英語科研究室へ。
・・・っていうか、なんでわざわざ2日前から補習するんだよ。
補習の時間を他の勉強のために費やしたいとか思ってもないこと主張したら帰らせてもらえるだろうか。
せめて1週間前とかにしてくれよ。
・・・あ、それじゃテスト範囲終わってないとかあるからかな。
なんて頭の中でごちゃごちゃ考えていると、いつのまにか到着。
まだあの宿題のこととか、なにも整理ついてないんだが。
だからってこのままここに立ち尽くしてたってしかたないと、思い切ってドアを開ける。
ま、どうせあたしだけってわけじゃないし。
他に誰いるとか確認してないけど。
「・・・・・遅い。」
足を踏み入れるや否や、超絶不機嫌春市先生の言葉が飛んできた。
この人はほんとに、オーラだけで人を殺せるんじゃないだろうか。

