「うー!!」
「うー?」
「わーー!!」
「・・・・・・」
ちょっと珠樹さん。
その冷たい目はなんでしょう。
「疲れたなって、思っただけです。」
「・・・・・・うん、そう。」
だって、今日の女子たちのテンションは、あたしを疲れさせるに十分すぎるくらいのものだったよ。
だからHR終わった途端に叫びたくなるのも分かってよ。
「あっ、そうだ!!」
「今度はなに。」
ねぇ、珠樹さんったら。
今日はなんだか冷たいんですね。
「春市先生にお礼言わなきゃ。」
「あー・・・あれから会ってないか。」
「うん。」
会いに行こうと思えば行けたけど、なんか行きにくかった・・・。
別に恥ずかしかったとかそんなんじゃないからね!!

