拾われ化け猫

「レイル」


僕はそっと、夜空に呼びかけた。


記憶の中のレイルが、僕に笑いかける。


僕は微笑んだ。


そう、レイルは、どんなに離れていても、僕が呼んだら答えてくれた。


今だって、きっと何処かで笑ってる。


だから、僕らはずっと離れない。


ありがとう、レイル。


レイル、大好き。


ずっとずっと、大好きだよ。


銀色の月が、僕の頬をそっと照らしていた。