大丈夫、大丈夫…。



次の日もその次の日も、祈ってた。





でも私は我慢できる。



これがあるから…。







私はポケットに入っている海が拾ってくれた消しゴムをそっと握った。




ズタズタだけど……捨てられない。使えない。



使ってなくなっちゃうのが勿体無い。






私、なんか変なのかな。






私が言ってから、海は機嫌が悪くなった。



もちろん、私にも話しかけない。







私のせい……?




でも、私はそっちの方がいい。



いじめられる…。