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「ねぇ、真昼ちゃん!」
昼休み前、真昼は女子に声をかけられた。
ちょうど弁当を裕太達と食べるかどうか悩んでいたので、ぴったりだった。
「一緒にお昼食べがてら、ちょっと相談したいことがあるんだけど……」
相手は2人。
下で二つ結びにしているのがユカで、ショートカットがミオである。
「ん、いいよー」
裕太にチラリと見られたので、口で「ごめん」と言ってからユカの席の近くに行った。
一応毎日共にしていたため、ぎくしゃくしていてもやらなければならないだろう。
真昼にとっては久しぶりの、女子だけの昼食が始まった。

