凌哉side
俺わ入学式を終えてクラスへ行った。
そして目に入ったのわ、でかい声で笑ってる女だった。
うるせーヤツ。
自己紹介が始まって、俺も軽く名前と一言喋って次に進んでいった。
「えー、大谷中からきました村上です!これからよろしくお願いしまーす。」
俺の斜め前の席でさっきの大声でわらってたヤツが自己紹介をしていた。
そいつは、茶色の胸くらいの髪を耳に掛けていて、制服をほどよく着崩している。
見た目は周りより少し派手で、でもでかい声で皆を笑いに包んでいる。
そんなあいつに俺はこの時から惹かれてたのかもしれない。

