「花菜、おはよう」 「穂波ちゃん、おはよう」 「!は、花菜…その指輪っ…」 「あっ、これ?土曜日に貰ったの」 「そうなんだ。って…違うよ。その指輪、確か予約半年待ちだって言われているの知らないの?!」 「えっ…」 花菜は穂波に言われて驚いた。 そして、じっくり指輪を見つめてしまった。