sweet memory







車から降りると、淳平は辺りをキョロキョロと見回していた。








「相変わらず日本庭園って感じだな」

「まぁな」

「こっちです」







花菜を先頭に、3人は移動した。
移動の最中も1人はしゃいでいる淳平に、奏大は眉間に皺を寄せ、創は終始苦笑いだった。








「ここが花菜ちんの部屋?」

「そうです」

「女の子って感じの部屋だね~。おっ、写真が飾ってある」

「淳平、お前はしゃぎすぎ。ほら、花菜。必要な荷物をまとめて奏大の家に運び込もう」

「うん」

「何を持ってく~?大きな家具はどうせ奏大が揃えてくれるんだろ?」

「家具なら手配してある。お前が必要だと思うものを持ってくれば良い」

「はい」







花菜は必要なものをバッグに詰め始めた。
創や奏大も花菜の荷物作りを手伝い、淳平は花菜の荷物を車に運んでいた。