「何をコソコソ話しているんだ?」
「っ!」
「創くん…」
「あのね…あかねちゃんが…」
「は、花菜っ!ダメっ!」
あかねは慌てて花菜の口を塞いだ。
その慌てぶりに、創は思わず笑いそうになってしまった。
「なるほどな…」
「創くん?」
「あかねが花菜に何を聞き出そうとしていたのか、何となく分かったから」
「なっ!」
「そうなの?」
「あぁ…何となくな。まぁ、今日帰ったら問いただすさ」
「えーっ!嫌よ!絶対に話さない」
「さぁ、それはどうだか」
創はニヤリと企んだような表情であかねの事を見た。
あかねはそんな創の姿に、困惑していた。
困った表情のあかねを見た創は笑みを浮かべていたが、ある視線に気付き、表情を切り替えた。

