sweet memory









「これでよし!」

「仕事が忙しいのにメール送って大丈夫なの?」

「うん。返事は明日の朝にでも下さいって送ったし、それに奏大さんにも…あっ、私の婚約者の人にもね、これから会えなくなるから私の状況とか、何かあった時とか、近況報告的なメールしてって言われたんだ」

「何それ…」

「いつもは、寝るまでの時間に色々な話をしてたんだけど、それが出来なくなるからかなぁ?さっき車の中で約束させられたの」








そう、学校まで来る道のりの中で、奏大は花菜に約束させていたのだ。
しかも、学校が終わった後と、寝る前の最低2回はメールするようにと言われたのだ。
いくらなんでも、忙しい奏大にとって迷惑ではないかと思った花菜は抵抗をしたが、それを受け入れて貰えず、花菜の方が渋々了承したのであった。



勿論、そんなやり取りを運転手であり、奏大の親友である淳平は、笑いを堪えきれずに爆笑していたら、奏大に蹴られていたというエピソード付きであった。




そんな朝のやり取りを思い出し、花菜は思わず笑ってしまった。