「さっきも言いましたけど、ずっと見てたんです。小柳さんが、誰とどんな関係かなんて見てれば分かります」
私の視線の先にある腕がスーッと持ち上げられて、その手のひらが私の頬に触れた。
身長180センチはあるかもしれない彼の大きな手の中に私の顔がすっぽりと収まってしまう。
飯田くんも緊張しているのかもしれない。
その証拠に手が冷たくて私の頬の熱を奪っていく。
「小柳さん……」
頭上から降ってくる甘い低音にトクンと心臓が疼いた。
「好きです。身体だけの付き合いなんてしないで、俺にして」
「……っ!」
バシッと音がして、右の手のひらがジンジンと熱い。
飯田くんが頬を押さえて、驚いたように私を見ていた。
私、今……、
「え、あ、ごめっ、ごめんなさい!!」
前に立つ飯田くんの横をすり抜けて、テーブルの上に一万円札を置くと、そのまま店を出た。
私の視線の先にある腕がスーッと持ち上げられて、その手のひらが私の頬に触れた。
身長180センチはあるかもしれない彼の大きな手の中に私の顔がすっぽりと収まってしまう。
飯田くんも緊張しているのかもしれない。
その証拠に手が冷たくて私の頬の熱を奪っていく。
「小柳さん……」
頭上から降ってくる甘い低音にトクンと心臓が疼いた。
「好きです。身体だけの付き合いなんてしないで、俺にして」
「……っ!」
バシッと音がして、右の手のひらがジンジンと熱い。
飯田くんが頬を押さえて、驚いたように私を見ていた。
私、今……、
「え、あ、ごめっ、ごめんなさい!!」
前に立つ飯田くんの横をすり抜けて、テーブルの上に一万円札を置くと、そのまま店を出た。
