恋なんてしなきゃ良かった

その後はそのまま皆疲れ果てて寝た。



私は美原と同じベッドで、みんなは



床。悪い気もしたけどこっちの方が



いいって美原がいうから…。



モゾッ



「……ん…きさ……らぎ…す…き」



「えっ?」



美原の方を見ると、スゥースゥーと



寝ている。なんだか子供っぽくて



クスッと笑う。



「……私も好きだよ…」



そう呟いた。