恋なんてしなきゃ良かった

「じゃあ、パーティー始めよっか!」

「うん!」

ボソッ「如月、今日泊まってけよ…」

私の顔は火がついたように赤くなった。

「え、でも……」

「大丈夫だから。心配しなくても

付き合っていきなり襲ったりしねーよ」

見透かされてた!!

「それに、松永たちも泊まってくし…」

「それを早く言って!!」

「…ふはっ!そんなに心配してたのかよ


俺、上手いから覚悟しとけよ?」

また赤くなる。

「あり得ない!サイテー」

「ふっ おこんなって」

「もう知らない!」

「泊まってく?」

私の体はピクッと反応した。

そして小さく頷いた。

「ははっやっぱお前可愛いわ」

「なっ!!もう泊まんな…ん…」

いきなりキスで口を塞がれた。

みんなは盛り上がってる。

まるで時間が止まったみたい…。

「ん……はっ…美原いきなりなに…」

「ん?したくなった。それにしても

色っぽい声出すな」

したくなったって…子供か!!

「色っぽいって……やめてよ…」