空港って……めっちゃ広い…。
念のため、お姉ちゃんに着いてきて貰っ
た。
「ほらっ!!ニューヨークいきは
あっちよ!!」
「う、うん!」
〜〜〜ニューヨーク〜〜〜
「わぁっ!!すっごーい!」
隣でお姉ちゃんは病院への行き方を
聞いている。
これでもお姉ちゃんは英検2級なんだ。
私にはさっぱり分からない。
「あっちだって!!」
「うん!」
コンコンッ
「失礼します」
「あら!沙奈ちゃん!!!
ごめんねぇー。和斗、寝ちゃってて」
「…ん…さ…な?」
「まぁ!沙奈ちゃんに反応して
起きるなんて!!」
「カズ…大丈夫なの…?」
「問題ねぇーよ!」
そういってニカッと笑った。
「あ、これ!!お菓子作ってきたの!」
「お!ありがと!」
「沙奈ちゃん…ちょっといいかしら」
「はい…」
ガララッ
病室の外に出るとカズのお母さんは
話し始めた。
「……実は………カズが事故にあった
ときに、頭と足と腕を打ったの…。
今はどこも痛くないって言ってるんだけど…」
ドクンッドクンッ
鼓動が早くなる。
いや。聞きたくない。嫌な予感。
「沙奈ちゃん…。あの子…和斗ね、
あと2日で死んじゃうの…」
ほら。私の嫌な予感はいつも当たる。
念のため、お姉ちゃんに着いてきて貰っ
た。
「ほらっ!!ニューヨークいきは
あっちよ!!」
「う、うん!」
〜〜〜ニューヨーク〜〜〜
「わぁっ!!すっごーい!」
隣でお姉ちゃんは病院への行き方を
聞いている。
これでもお姉ちゃんは英検2級なんだ。
私にはさっぱり分からない。
「あっちだって!!」
「うん!」
コンコンッ
「失礼します」
「あら!沙奈ちゃん!!!
ごめんねぇー。和斗、寝ちゃってて」
「…ん…さ…な?」
「まぁ!沙奈ちゃんに反応して
起きるなんて!!」
「カズ…大丈夫なの…?」
「問題ねぇーよ!」
そういってニカッと笑った。
「あ、これ!!お菓子作ってきたの!」
「お!ありがと!」
「沙奈ちゃん…ちょっといいかしら」
「はい…」
ガララッ
病室の外に出るとカズのお母さんは
話し始めた。
「……実は………カズが事故にあった
ときに、頭と足と腕を打ったの…。
今はどこも痛くないって言ってるんだけど…」
ドクンッドクンッ
鼓動が早くなる。
いや。聞きたくない。嫌な予感。
「沙奈ちゃん…。あの子…和斗ね、
あと2日で死んじゃうの…」
ほら。私の嫌な予感はいつも当たる。

