「ごめんね、待たせた?」
と私に対してはいつも標準装備の微笑を携えて言う。
この人に怒られたことなんて数えるほどしかないし、覚えてるのは結局私が泣き出して悩み相談になってしまったときの一回きり。
いつだって優しかった。
でも私だってもう大人!
イケメンだからってこんなことでほだされない!
これは戦いなのよ!
「いえ、全然。」
「ふふ、顔が強張ってるよ。
何企んでんだって思ってるでしょ。」
「いえ!そんなことないですよ!
てか久しぶりですよね!」
はい負けた。やっぱりだめだ。勝てない。
もうとりあえず必死でいよう。
だって会うってことは目的を言ってくれるだろうし。ストレートで積極的な人だから、はぐらかして終わりなんてないはずだから。
私は今だってレオくんを信じてるし尊敬してるから。
「はは、そうだね。
結衣ちゃんはなんで誘ったんだ?って思ってるでしょ?それが気になって仕方ない。違う?」
「…そうですよ!だから早く教えてください!」
「はは、やっぱりそうなんだ?
でもダメ。お店に着いたらね。」
とイタズラっぽく笑いながら言った。
やっぱりイケメンはなんでも似合うは真理。
そう思った。
と私に対してはいつも標準装備の微笑を携えて言う。
この人に怒られたことなんて数えるほどしかないし、覚えてるのは結局私が泣き出して悩み相談になってしまったときの一回きり。
いつだって優しかった。
でも私だってもう大人!
イケメンだからってこんなことでほだされない!
これは戦いなのよ!
「いえ、全然。」
「ふふ、顔が強張ってるよ。
何企んでんだって思ってるでしょ。」
「いえ!そんなことないですよ!
てか久しぶりですよね!」
はい負けた。やっぱりだめだ。勝てない。
もうとりあえず必死でいよう。
だって会うってことは目的を言ってくれるだろうし。ストレートで積極的な人だから、はぐらかして終わりなんてないはずだから。
私は今だってレオくんを信じてるし尊敬してるから。
「はは、そうだね。
結衣ちゃんはなんで誘ったんだ?って思ってるでしょ?それが気になって仕方ない。違う?」
「…そうですよ!だから早く教えてください!」
「はは、やっぱりそうなんだ?
でもダメ。お店に着いたらね。」
とイタズラっぽく笑いながら言った。
やっぱりイケメンはなんでも似合うは真理。
そう思った。

