「ん・・・。眠っ・・・。」



日差しが差し込む部屋で
目を覚ました私は


半開きの目で辺りを見回した




あ、ここ尽の家だった・・・。




無駄に広いこの部屋は
尽と同居するにあたって
尽が私にくれた私の部屋



家具は一通りそろっており
特に不自由することはなさそうだけど・・・




私が今横になっているベッドに
なぜ尽がいるの!?




まだぼんやりする頭を
フル回転させ昨日の出来事を
思い出そうと必死になった