【短】キャラメルは恋の味。

い、今……なんて!?




びっくりして立ち止まったあたしを見て、先を歩いていた優斗も歩みを止めた。





「ん?あれ?俺、今なんて…」




当の本人は無意識だったらしく、この状況がいまいち飲み込めていない。




「あ……の、」




しばらく考え込んでいた優斗に声をかけると。