今日はいつもより早く起きた。



まあ昨日寝たの早過ぎたから当然か。





ちょっと余裕があるから私はゆっくりとした時間を過ごしていた。



だけど…
思い出すのは昨日の事。





あの男。
…芳賀翔真……



ヤバイ…名前覚えちゃった…




あいつはほんとに何なんだ。


入学初日からあんなに馴れ馴れしくしやがって。


おまけに帰りまで一緒になって…
しまいには名前まで呼ばれてしまった。




てか他人に名前呼ばれたのいつ以来だろう…






ま、そんなのどうでもいいけど。とにかくあの男の思考回路は理解出来ない。





今日は昨日のようにならないようにしないと。





気持ちを切り替えて学校に行こう。



そう決心した。






あっという間に時間は過ぎていた。


私は急いで支度をして学校に向かった。