私は現実を受け止められるのかが
分からなく、
恐くて妊娠検査薬も買えない。
臆病者。
龍の前では
強気に振る舞うけど
本当は弱くて
臆病者なんだ。
「ねぇ、
一緒に病院行かない?」
「なんの病院?」
「産婦人科。」
「え‥‥
お前妊娠したのか?」
「そっそれは分からないけど
月経停止してるから‥‥」
「そっかー。
前のやつだな‥‥
ごめん‥‥」
「そんな謝らないでよ!!
まだ出来たって事じゃないし‥‥」
「いこーよ!!」
「‥‥いいよ
あ、式場決めたから!!」
「了解!!
ありがと!」
「いえいえ‥‥」
「じゃあいこ!
あ、そうだ
病院行かなくて大丈夫?」
「実は俺、
今日で退院した。」
「へ?
なんで?」
「死ぬまでるるかと一緒にいたいから」
「え‥‥
あ、あ、じゃあ式いつにする?」
「日にちも決めた。
日にちは7月7日。」
「それって‥‥」
「そう、余命二ヶ月。
予想では俺の命が終わる日。」
「ちゃんと生きててね。」
「当たり前だ」
「約束だよ!
はい、約束のキス!
して?」
「ったくしょうがねーな」
龍が優しく私の唇にキスをする。
約束のキスを。
分からなく、
恐くて妊娠検査薬も買えない。
臆病者。
龍の前では
強気に振る舞うけど
本当は弱くて
臆病者なんだ。
「ねぇ、
一緒に病院行かない?」
「なんの病院?」
「産婦人科。」
「え‥‥
お前妊娠したのか?」
「そっそれは分からないけど
月経停止してるから‥‥」
「そっかー。
前のやつだな‥‥
ごめん‥‥」
「そんな謝らないでよ!!
まだ出来たって事じゃないし‥‥」
「いこーよ!!」
「‥‥いいよ
あ、式場決めたから!!」
「了解!!
ありがと!」
「いえいえ‥‥」
「じゃあいこ!
あ、そうだ
病院行かなくて大丈夫?」
「実は俺、
今日で退院した。」
「へ?
なんで?」
「死ぬまでるるかと一緒にいたいから」
「え‥‥
あ、あ、じゃあ式いつにする?」
「日にちも決めた。
日にちは7月7日。」
「それって‥‥」
「そう、余命二ヶ月。
予想では俺の命が終わる日。」
「ちゃんと生きててね。」
「当たり前だ」
「約束だよ!
はい、約束のキス!
して?」
「ったくしょうがねーな」
龍が優しく私の唇にキスをする。
約束のキスを。
