あ・い・し・て・る


…。
…。

『こんにちは~!』

『ちは!』

はぁ~…やっときたよ。
下の階から声がする。

早く来い。

ガチャ!

『よぉ!』
コイツふざけてんのか?

「おい、テメー。ふざけてんのか?あぁん?調子にのんのもいい加減にしろよ⁉ただでさえ遅刻してんのになにが『よぉ!』だよ!調子のってんじゃねーよ!!!!」

『すいませんでした…。』

「テメーもだよ!!!!!!!!!!」

『ごめんなさい…』

ったく!!!!!

「今日はだなぁー!大事な話があるんだ。蝶乱の奴らが助けを求めてきたからな。次の火曜日に話し合いがあるんだ。幹部とトップのな。」

『ふーん。』

「ほんとに分かってんのか?翔哉。」

『おう。』

「はい。じゃあ今言ったことを言ってみ。」

『えーと…なんだっけ…。』

『俺に助け求めんじゃねーよ。』

「わかってねーじゃねかよ。」

『すいません。』

「お前は来なくていい。」

『えっ⁉あの、本当に申し訳ございませんでした。連れてってください!!!!!』

「どこに連れてくんだ?」

『うーんと、なんか話し合い⁉に!』

「まぁ、一様聞いてみてたみたいだな。
分かった。じゃあ朱龍は6人だな。」