付き合い出して3年がたとうとしていた頃、まことの生活が少しずつ変わっていった。
大学にいく日にちが減り、代わりにバイトの日数が増えた。3年目を迎える頃には【a.z】にそのまま就職することも決まり、ますますバイトが忙しくなった。
大学へいく日は、その後にバイトしていた支店へと出勤し、大学にいかない日は本店へ勉強も兼ねてヘルプに行かせてもらった。
まるまる休みの日は2週間に1度くらいになり、直人と会える日も減っていたが、直人は不満をみせるどころか、がんばっているまことを褒め、応援し、励ましてくれた。
尊敬している直人に褒められることはまことにとってとても嬉しいことであり、ますます張り切るようになっていった。
そんなある日、大学の帰りにいつもの店舗へと向かおうとしていると、本店の裕子さんから電話がかかってきた。
『バイトの子が熱を出したみたいなの。今日は予約も何件かあるし、手が回らないから、こっちにきてくれない?もちろん、あっちの店舗にはこちらから電話するわ。』
「わかりました。いま大学を出たところなので、40分くらいかかりますが、そちらへ向かいますね。」
まことは早歩きで駅へ向かい、電車を待った。
大学にいく日にちが減り、代わりにバイトの日数が増えた。3年目を迎える頃には【a.z】にそのまま就職することも決まり、ますますバイトが忙しくなった。
大学へいく日は、その後にバイトしていた支店へと出勤し、大学にいかない日は本店へ勉強も兼ねてヘルプに行かせてもらった。
まるまる休みの日は2週間に1度くらいになり、直人と会える日も減っていたが、直人は不満をみせるどころか、がんばっているまことを褒め、応援し、励ましてくれた。
尊敬している直人に褒められることはまことにとってとても嬉しいことであり、ますます張り切るようになっていった。
そんなある日、大学の帰りにいつもの店舗へと向かおうとしていると、本店の裕子さんから電話がかかってきた。
『バイトの子が熱を出したみたいなの。今日は予約も何件かあるし、手が回らないから、こっちにきてくれない?もちろん、あっちの店舗にはこちらから電話するわ。』
「わかりました。いま大学を出たところなので、40分くらいかかりますが、そちらへ向かいますね。」
まことは早歩きで駅へ向かい、電車を待った。
