The string tied.




「そうだったのか!じゃあ矢樹は、和田のために時間を割いたってことか!ご苦労!」


西郷は、矢樹に大きな笑顔を向けた。



矢樹は、西郷に軽く会釈をして席へ移動した。







西郷の視線は必然的にわたしへと変わる。