次の日の放課後、いじめのことについて全て陽斗に話した。そのことを聞いた陽斗は、
「何だよ!!あいつら、自分勝手すぎるんだよ。確かにお前は頭が良い。でも努力してるから。
努力もしないで、嫌味とか言うなら俺ぜってー怒る。お前いや、莉真ってメンタル強いんだなぁ~。俺、こーゆうことあったらすぐに相談するけどなぁ~。そうだ!俺が莉真の代わりに言ってやるよ!」私は、嬉しかった。こんな人いたんだって、泣きそうになった。でも
「いいよ、大丈夫。迷惑かけたくないし、めんどくさいことになりそうだから。」私は、なぜか本音を言えなかった。
次の日、クラスのみんなが集まっていた。私は、ビックリして何が起こっているのかわからなくなっていた。私は、聞いた。
「これは、なんで集まってるの?」と、陽斗は、「これは、莉真のいじめに付いて話しあってる所だ。だから、安心して見てろ」
「う、うん。わかった・・・。」そう言って私は黙ることにした。
「それじゃあこれから、クラスいや、女子の中のいじめを解決する会を開く。今回は、女子に聞こう。莉真に水をかけたのはお前らか?」
「違う!!そんなわけないじゃん!私たち、西園寺さんが頭いいから私たちの憧れなのよ!!」
‘‘プチッ’’
「何ぃ?今の音ぉ〜?」
「さぁ〜」
“バンッ”
「ふざけないで‼こういう時だけいい子ぶらないでよ‼それとも何?アンタたち
もしかして私のこと羨ましいのぉ?だから私をいじめたの⁉アンタたちが毎日ちゃんと勉強すれば、私に勝てたかもしれないのにねぇ。」そう言うと女したちは「ふざけてるのはアンタじゃないの⁉絶対に私たちのことをバカにしてるんでしょ⁉バカだから‼アンタは頭いいもんねぇ」すると陽斗は、莉真以外の女子に睨みつけた。
「何をいってる、莉真が正しいんだ。勉強をちゃんとしない奴が悪い。それに、莉真は、毎日ちゃんと勉強して、努力したからできるようになったんだ。努力もしていないお前らがそんなことを言うな‼」
「な、何よ‼私たちが悪いって言うの⁉」
「あぁ、そうだ。それともう莉真をいじめたり、仲間外れにしたりすんなよ。」