今日は、おしゃべりタイムの日だった。
「今日のテストどうだった?」ユウが、私とれいなに聞く。
「私はカンペキっ!かな。れいなは?」と私は聞いた。
「私は、多分大丈夫かな?60点以上取れたらいいんですけど・・・。」とれいなは言う。
「いや・・・。60点以上はれいななら楽勝だよ!!絶対いけるから自信を持って
!!」
「そうね。ありがと。莉真さん。」れいなは、誰よりも礼儀正しいすばらしい子。れいなはわたしにとっての憧れの存在。
「れいなってば~。さんつけなくていいよ~。私れいなっていってるし。」
「そうね。今度から言うね。莉真!」れいな・・・。ありがと。
「テスト帰ってくるの楽しみだな!」
「じゃあそろそろ練習始めないとね・・・。れいな!ユウ!がんばってね!!」そういって今日のおしゃべりタイムは終わった。帰りはれいなは車で帰り、私とユウは隣の家だから一緒に帰ることにした。
「莉真、今日なんかあったか?最近変だぞ?」・・・。そんなこと聞かないでよ。
「う・・・うん。ちょとね。」
「言えないことがあるなら俺にでも相談しろよ。」言える訳ないじゃん。私、いじめられてるんだー。なんて・・・。でも、言えばすっきりするだろう。
「あのね・・・。やっぱいいや。なんでもない。忘れて。」
「そか・・・。そんなにいえないなら無理してまで聞かない。でも、本当に何かあったら言えよ!!」わかってるけど・・・。
「じゃあね・・・。また明日。」
「おう!!」・・・。そろそろやばいな・・・。悪化するかもしれない・・・。