「舞穂ー?
一緒に帰ろうよー!」

玲那が声をかけてくれる。

「うん、帰ろー!」

こうして2人で並んで帰るのは
12年前、幼稚園の年少さんの頃から
変わらない。

玲那と2人でいる時間が
あたしは一番好き。