愛を私に下さい

「消毒液は…どこ?」
保健室の先生がいないため、物の場所が全く分からない。
「あれかな?」
だいぶ上にあるボックスに手を伸ばした。が、届かず椅子の上に乗って背伸びをいっぱいした。あと少しで届きそうな時だった。
ガタ
「きゃあ!!!!!」
一瞬の事だった。
椅子から落ちて、上にあった物が落ちてきた。私は、いろんな物の下敷きになった。
「おい!大丈夫か!?」
私の前には華実君が心配そうな顔で私を見てた。
「痛い…」
なんとか立とうとした。
「きゃあ!」
「怪我してんのに、無理するな!」
想像以上に体全部が痛くて立てなかった。
「よいしょ」
椅子に座ろうとした私は、体に力が入らず華実君にお姫様だっこされてた。
「離して!」
「ジッとしてろ」
椅子に座らせた。
「服脱いで?」
優しく言った華実君は、私の服に手をかけた。
「やっ!」
思わず、手を払いのけてしまった。
「ごめんな…でも、脱いでくれないか?手当てがしたいんだ」
優しく言った華実君に逆らえず、頷いた。