「へぇー、そっかぁ
でもいいなぁ
あたし幼なじみとかって憧れるー♪」
「そうゆうもん?」
「そうゆうもんだって
あたし
小4のときに
こっちに引っ越してきたから
幼なじみとかいないんだよね」
そんなことを話してたら
先生が入ってきた
「おーい
お前ら早く席に着けー
えーっとこのクラスの
担任の汐田 陽一だ
よろしくなー!!!」
「おぉー、熱血って感じ!?
いーねー ははっ」
そう小声で言いながら
沙耶は、急いで前を向いた
つられてあたしも崩してた体勢を
急いで直した
「今から出欠確認するから
ちゃんと返事しろよぉ!!!」
うん、確かに熱血ってかんじ!!
肌は、まだ春なのにもう小麦色に
焼けているし
左耳には、ピアスのあとがある
噂では今年の一年の担任の中に
元ヤンがいるとか

