柊side

俺と翔は、今、女子達に囲まれてる。

入学式を終えて教室に向かう途中囲まれてしまった..


翔は仲良く女子と喋っている

(翔は女子が好きだもんなー...
俺は女子とあんまり喋んないし。めんどくさいし。)

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あっ‼そういえば、今日朝ぶつかったコ何組なんだろー

一緒のクラスだったらいいなー

....って‼俺があの子のこと好き見たいじゃん‼)

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「ぇー‼ねぇー‼柊‼話聞いてる?」

「あっ‼わりぃ‼聞いてなかった
でも翔。そろそろ行かないとやばくないか?」

「んー俺はまだ女の子と喋りたかったけどなー‼
....でも行かないとやべぇか。
というわけでっ‼みんなばぁい‼」

「えー‼もぅ行っちゃうのぉ?」

「ごめんなぁ‼また柊と会いに行くからさっ‼」


(翔、俺は余計だよ。翔1人で行けよー)

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「分かった♪絶対に会いにきてよね⁇
じゃあばいばーい♡」
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「じゃあ俺らも教室に行くかっ‼」
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俺と翔は1年A組。

また翔と一緒だ。

そして一年A組のドアを開ける。
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クラスのみんなが一斉にこっちを見る。

「おいっ‼お前ら何やってんだ‼入学式早々遅刻だぞ‼」

すると、翔は女の子に囲まれてたと言い訳をしていた。

俺はその後、きちんと謝った。

先生に許してもらい、俺らは空いている席へ向かう。
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あっ..


ビックリした。俺の隣の席のコが今日の朝ぶつかったコだったから。

俺はなんか嬉しかった。
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女子とはあんまり喋らないと言ったけどこいつは別だ。

名前は江ノ原琴葉と言うらしい。

喋ってるとき声が震えてた。
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俺は、かわいぃ..と思った//
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(もっと仲良くなれたらいいな)

俺はそう思った。