琴葉side
.
.
.
入学式を終えて、自分のクラスに向かう私と莉亜。

私達のクラスは一年A組。
.
.
.
ざわざわした教室に入り、莉亜と私は自分の席を探した。
.
.
.
「っ‼琴葉ぁぁ‼うちら運命だよっ‼席もこんなに近いっ‼」

「えっまじでっ‼すごっ笑」
.
.
.
私と莉亜は窓際の列の前後の席だった

私が後ろ。莉亜が前。
.
.
「やっばい‼ほんと嬉しい笑」

「ほんとー!!」
.
.
.
.
.

「席つけー」

すると、先生が入ってきた。

(そういえば、まだ、莉亜と私の隣の人来てないや。どうしたんだろ。)
.
.
.
.
.
..ガラガラっ

クラスの人はドアを一斉に見る。
.
.
.
あっ...

そこには、今日の朝ぶつかったイケメン君ともう1人のイケメンくんがいた。
.
.
.
「おいっ‼お前ら何やってんだ‼入学式早々遅刻かよっ」
.
.
すると、もう1人のイケメンくんが...

「ちょっと女の子に囲まれててー笑
逃げられなくてーいや参っちゃうよ笑」

すると、ドッと笑い声が教室に響いた。
.
.
.
.
「...すいませんでした」

と、朝ぶつかったイケメンくんが言う
.
.
「まぁいい。席につけ」

先生がいうとイケメン2人は私と莉亜の席の方に近づいて来た...って、ん?

(この、どっちかが私の隣っ⁈)

.
.
.
.
......ガタっ
.
.
.
そして、私の隣になったのは朝ぶつかったイケメンくんだった。

そして、莉亜の隣がもう1人のイケメンくんだった。