達也「そっか、ごめんな。頼りないお兄ちゃんで。」
唯「そんな事ない。お兄ちゃんは、何も悪くない。それに、また会えたんだもん。」
達也「そっか。で、一つ聞きたい事が会ったんだけど、何で茜は向こうに住んでるんだ?」
唯母「茜は夫が引き取ったからよ。私が二人とも面倒見るつもりだったんだけどね。」
達也「じゃあ、また三人で暮らせよ。金はここにある。あんたらが、俺に置いて行った金だ。俺は、この金は一切使っていない。だから、返す。」
唯「なんで、三人なの?お兄ちゃんは、一緒に暮らさないの?」
達也「俺にはもう立派な家がある。」
唯「嫌だよ。もうお兄ちゃんと離れるのは!」
唯母「わがまま言わないの。会えただけでも奇跡なんだから。」
唯「でも、お兄ちゃんとまた一杯遊びたいもん。それに、GTだって、教えて貰えるし。」


