理沙「ヴィッ君は、車の運転が上手くて、私もヴィッ君に追いつけるように頑張った。それで、だんだん近づいてきた時に、優しく声をかけてくれた。それからも、ずっと一緒に居てくれた。私は、ヴィッ君が好きだって、わかったから告白をした。最初は断ると思ってたのに、ヴィッ君は、いいよって言ってくれた。でも、最後の試合の日、別れようって言われた時には、ショックを受けた。全然立ち直れなくて、諦めようとしたけど、諦めきられきれなかった。だから、私は、GTを辞めて、ヴィッ君を探した。それで、巧斗に教えてもらってきた。私は、ヴィッ君が居なくて、気づいた事があるんだ。」



達也「何だ?」



理沙「ヴィッ君は、ずっと私を支え続けてくれた、王子様だって。だから、もう、何処にもいか無い。今度は離さない。」



達也「凄い決意だな。そうだ、確か、理沙は何で【白虎】って呼ばれてるか知らなかったよな。」




理沙「うん。だけど、何で今?」




達也「実は、お前らの呼び名はすべて俺が考えたからさ。」




理沙「えぇーーー!私てっきり、客が決めたと思ってた。」





達也「俺は、いつの間にか【青竜】と呼ばれるようになったのは、知ってるな?」