加奈子「で、学校は、どうするの?」 達也「もう、退学手続きは済ませてある。昨日はたまたま、校長にあったから、今日の事をお願いしただけ。」 唯「今日の事?」 達也「それは後で、説明してやる。まぁ、そう言うことだ。かーさんと唯と理沙は、ここに残るのだろ。」 唯「私は、行くよ。離れ離れになって、せっかく会えた、大好きなお兄ちゃんに、会えないなんて嫌だから。」 加奈子「唯が、行くなら、わたしも行くわよ。やっぱり、私もお父さんをいつまでも放ったらかしにしておくのはまずいと思ったしね。」