今いちばん触れられたくないことだけれど、上野とのメールのことを大輔さんに悪いと思う気持ちが俺を素直に答えさせた。
「正直に言うと、あの日、大輔さんたちと会ったときを最後に連絡取れない状態です――」
大輔さんはとても難しい顔をした。
俺から視線をずらし、斜め下を見ながら「やっぱりな――」と小さな声で呟く。
その言葉に俺は眉をひそめた。
「どういうことっすか? やっぱりなって」
一度顔を上げ、下唇を噛みながら躊躇っているようだった大輔さんが自分に納得させるように頷き唇を緩めた。
「このまま黙っているのはよくないと思うから正直に話すよ」

