「…いいよ」 「ひっく…ぐすっ、」 「リカが生きたくないなら、俺も一緒に死ぬよ」 「……っ」 「リカのいない世界なんて俺は要らない。要らないから」 「ゆーくん…」 「リカ…」 彼女の名前を紡いで、目の前の唇を引き寄せてキスをした。 そして、真っ直ぐ彼女を見つめる。 「…一緒に死のうか」