空は快晴だった 「ありがとう聖司」 そういえば聖司と思いが通じ合った日 初めて一緒に出掛けた場所がここだった 「あんまり無理するなよ」 「うん」 また明日が始まる 新しい何かが始まる 「帰るか。店くるんだろ?」 「うん」 卒業祝いという名の仕事をお父さんに渡された 相変わらずのようだ 「聖司。愛してる」 毎日がスタートライン Fin