ボーッと蛍光灯のない部屋の天井を眺める


何回見ても低いもんは低い


でも天井が高かろうが部屋が狭くちゃ意味がない


私の家は4畳半だ


明日目が覚めたら6畳くらいになってないかな


と、思いながら何日寝ても4畳半だ


手元に落ちていたゲーム機を手にとって電源を入れる


そしてタイトルが出る前に電源を落とす


「やっぱやーめた」


また目線を天井に戻す



ヤニで黄ばんだ天井

間接照明の薄暗い明かりでよりオレンジ色に染まっている



寝返りをうって左を向くとそこには愛しい人の寝顔が映る


この人が私の最愛の人だ


その最愛の人のさらに隣には最も嫌いな人間の憎たらしい寝顔があった

4畳半のこの家の住人は3人だ